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経営してる会社のWebサイトをNotionとWraptasで作り直した

Posted Jul 28, 2023 | Updated Dec 23, 2023

5月に創業した会社のコーポレートサイトをNotionによる簡易的なサイトに変更しました。これまではFirebase HostingにBootstrap5系で作ったページを載せていたのですが、更新の際にHTMLを修正する必要があり面倒だったのでNotionによるコンテンツ作成と独自ドメインとデザインテンプレートが使えるWraptasに切り替えることにしました。

Bootstrap5系で作った古風なサイト

古いデザイン

これが更新前のサイトです。味気ないですね。会社名が見えちゃってますが、こんな辺境のブログは誰も読んでいないので大丈夫でしょう。

私はインフラ領域からキャリアをスタートして、サーバーサイドを少しかじり、その後PMOという道を歩んできました。その影響か、デザインセンスが芽生えることなくズブの素人です。とはいえ会社を作るならなんとかしないといけないと思いBootstrap Studioという簡単にBootstrapを使ったデザインができるツールを購入して使っていました。

Bootstrap Studio

この素晴らしいツールを持ってしてもこのレベルです。お恥ずかしい。

Notionで良くね?

今後、認知度を高めるためにもWebサイトをしっかり整備したいと考えていたところ、Notionで作成された企業サイトがあるとの情報を入手しました。

気になるのは独自ドメインです。プロフェッショナルな企業というものはやはり独自ドメインが使えないと意味がありません。そこでコンテンツはNotionで管理し、デザインも簡単で、独自ドメインを使う方法を調査したところ、いくつか方法があるようだということがわかりました。

  1. Cloudflare
  2. Super
  3. Wraptas

Cloudflareが良さげだったのですが、デザイン面で少し不安がありました。結局Notionをそのまま公開することになりそうです。SuperはNo CodeでWebサイトが作れる点良いのですが、そこまでリッチな機能は使いません。結局Wraptasというサービスにしました。

Wraptasの良いところ

  • スタートアップのコーポレートサイトで使われている
  • テンプレートが用意されておりデザインも簡単
  • 1サイトあたり月980円(税別)で使える
  • 独自ドメインも当然いける
  • 日本語

ガッツリやって2日くらいで会社のWebサイトができました。当たり前ですが、NotionやWraptasの使い方よりもWebサイトの中身、コンテンツを考えることに使う時間の方が多くなります。逆に言えば、Notion + Wraptasなら中身に集中できる、ということになりますね。

テンプレートのデザインも本当に簡易なものでデザイナーの方からはダメ出しされるかもしれないのですが、創業1年目の零細企業では十分です。

Wraptasの弱点

  • コンタクトフォームが使えない

自分が感じた弱点はこれだけ。まぁデザイン被せてるだけなのでしかたないかなと思います。

NotionにHTMLコードの埋め込みはできるので、やろうと思えば作れる気はしています。もともとのFirebase HostiongのサイトでもフォームからCloud FunctionsのURLに対してpostしているだけなので同じやり方を踏襲すればできるでしょう。

しかし、今回は時間もなかったのでGoogle Formsの埋め込みを使うことにしました。

採用管理はengageに寄せる

企業の公式サイトといえばやはり欠かせないのが採用情報です。もちろんNotionで書いて掲載することも可能ですが、採用プロセスをしっかりと管理したいので、採用管理機能が無料で使えるengageへのリンクのみにとどめました。会社のWebサイトには募集中の職種を載せているのでNotionとengageとで二重管理になりますが、このままやってみます。

engageの求人サイト

やってみた感想

今回は、会社の公式WebサイトをFirebase Hostingの静的サイトからNotion + Wraptasに切り替えた記録をメモしました。今後、会社の状況に合わせたWebサイトの運用を行なっていく必要があるため、今回の切り替えでNotionで作成できるようになったのは効率化できたように思います。

最後に、初めて使ったけどNotionいいね。


  • 朝食:レタスとハム、タマゴのサンドイッチ
  • 昼食:牛肉のつけそば
  • 夕食:セブンイレブン 金のボロネーゼ