アラフォー男がイギリスに移住することになった理由
Posted Nov 29, 2023 | Updated Dec 20, 2023
この記事では、ある程度のキャリアを積んだアラフォー男が、妻の転勤に伴いイギリスへの移住を決断した経緯を書いています。転勤の決定から実際の移住までの過程、退職と独立、そして移住に伴う不安や葛藤について率直に書いています。
自分はコンサルティング業界で15年目に入った30代後半、いわゆるアラフォーという年齢です。
妻は社会人9年目、海外でのキャリアを目指して妻は5年ほど前に今の会社に転職しました。
転職後は香港の上司のもとで仕事をしながら転勤の希望を出し続け、今回の転勤は妻の長年の希望がようやく叶ったものでした。
2023年春には転勤が決まっていたのですが、5月から夏にかけて景気悪化の懸念のため妻の会社でもLayoffが行われ、全ての転勤は凍結されていたようです。
その後、一連のLayoffが落ち着き、9月頃から転勤の話が進み始め、結果的に11月からイギリスでの仕事が始まることになりました。
自分の方はというと、妻が転勤する場合には着いていくことは決めていたため、春に一度転勤が決まったタイミングで勤めていた会社を辞め、独立という形で新しい仕事を始めていました。
仕事を辞めて、何もない海外に移住することに対して不安や葛藤がなかったといえば嘘になります。
それなりに良いと言われている会社に勤めて、それなりの給料と肩書き、会社に守られながら好きなことを仕事にできる環境を離れることになったのです。
これまで嫌なことや辛いことを乗り越えてきたことが消えてしまうのではないか、何も残らないのではないか、そんな不安もありました。
ただ今では春の、あの転勤が決まったタイミングで会社員を辞め、独立してよかったと思います。
春に独立し、妻の転勤が凍結された間に、個人としての仕事で実績を残すこともできましたし、かなりの金額を稼ぐこともできました。
これが安定した会社員生活に固執して、その結果、独立と移住のタイミングが同時になっていたら、ストレスでおかしくなっていたかもしれません。
P社案件から現在も継続して発注してくれているO社、古巣であり継続契約を許してくれたP社、サブコンとして入って稼がせてくれたA社には感謝しかありません。
当初は妻が先にイギリスに移住し、自分は仕事が落ち着いてから移住することも考えていましたが、同じタイミングで移住することを決めたのも良い判断でした。
以前、妻がイタリアに一人旅に行った時、財布をスられてしまい大変苦労しました。現地で一人不安な思いをする妻はもちろん、日本から時差のある状況でサポートする自分も辛かったことを思い出しました。
一人と二人では全く安心感が違います。比較的スムーズにイギリスでの生活を立ち上げられたと思います。
さいごに一言
この判断が人生でどんな意味を持つのか、答えが出るのはいつなのかわかりませんが、良い決断だったと思えるよう日々を楽しく過ごしていきたいと思います。