久しぶりに外国株のポートフォリオに手を入れました。
これまでの経緯
2021年8月にこちらの記事を書いてすでに1年半くらいが経ちました。
それからロシアによるウクライナ侵攻やFRBによる利上げなどの影響で含み損が出てきたため、ほとんどの銘柄を売却しました。
手元のポートフォリオに残っているのはVYMとIEF、そして含み益のある航空・防衛銘柄だけになっています。
損切りをした後、利上げの影響で株式市場が混乱する中、仕事が忙しかったこともありポートフォリオを放置して半年ほど手をつけずにいました。
ポートフォリオ見直しのきっかけ
2022年、昨年の年末ごろから妻の海外勤務の話が進んでおり、私も今の仕事を辞めてついていくことにしました。
期待半分、不安半分です。
- 妻のビザが出るギリギリまで今の仕事を続ける
- 妻のビザが出たら自分の「帯同ビザ」を申請する
- 自分のビザが出たら仕事を辞め出国する
- 現地での生活と妻の仕事が落ち着くまではゆっくりする
- 語学学校、就職、大学院、フリーランス様々な選択肢がありそう
移住先の生活を考える中で投資について考える時間が増えてきました。
そこで改めて外国株のポートフォリオを見直しておこうと思った次第です。
購入した銘柄たち
- クラウドコンピューティング
- 倉庫自動化
- 3D・シミュレーション
今回購入した銘柄はテーマで言うとこの3つです。
クラウドコンピューティング
Webも業務システムもクラウドを使うのが一般的になりつつある中でいまさら感はあるのですが、CDNを提供する2社を購入することにしました。
- Cloudflare (NET)
- Fastly (FSLY)
AWS、Microsoft、Googleなど超大企業のクラウドにはないニッチな技術を持つ会社なんじゃないかな?と思っています。
個人的にもCloudflareは気になっていて、一度使ってみたいなと思っています。
倉庫自動化
仕事がら工場などの業務の自動化の情報に触れる機会が多く、特に物流倉庫の自動化については欧米や中国の盛り上がりもあり、注目していました。
こちらのテーマではどちらもソフトバンクのファンドが絡んでいる3社を購入しました。
- Berkshire Grey (BGRY)
- Symbotic (SYM)
- AutoStore (AUTO)
機械を使って人がやってきた作業を自動化するソリューションであり、この領域はまだまだ伸びるのではないかと思っています。
Berkshire Greyは日本でも導入されており、Fedexもソリューションを購入したとされています。
SymboticはWalmart採用されたというニュースもでました。
AutoStoreはすでに多くの事例があり、日本のIKEAでも採用されています。
3D・シミュレーション
近頃3Dというとメタバースが連想されるようですが、VRどころかゲームすらしないので3D環境での交流や活動については少し懐疑的です。
それでも物理的な現象を人間が理解しやすい形で再現できる3Dやシミュレーションは今後伸びていくのではないかと考えています。
今回は3D設計ソフトを提供する会社とゲームメインですが、工業分野でも使われ始めている会社の2社を購入しました。
- Unity Software (U)
- Autodesk (ADSK)
Unityはゲームエンジンとして有名かもしれませんが、ロボットなどの研究やnvidiaが先行している産業分野におけるシミュレーションにも活用できるため、そちらの可能性を感じています。
AutodeskはCADなど3D設計ソフトを開発している会社で、Generative Designという自動設計機能を見て感動したので可能性を信じての購入です。
IEFで全体調整
ポートフォリオ全体のバランスを取るためにIEFも購入しています。
さいごに
これでVYMとIEFを中心に10銘柄程度の個別銘柄という構成になりました。
このタイミングで一括で調整したのが吉とでるか凶とでるかわかりません。
VIXの上昇があればMicro E-mini S&P500先物でヘッジしていこうと思います。